キャプテン翼

manga2018080701『キャプテン翼』

ジャンル スポーツ(サッカー)
作者 高橋陽一
連載 週刊少年ジャンプ
巻数 全37巻完結

『キャプテン翼』は高橋陽一によるスポーツ漫画だ。
サッカーを愛する大空翼が多くのライバルと戦い、ワールドカップの日本優勝を目指すストーリーである。
舞台は小学生編、中学生編、ジュニアユース編と続き、現在も続いている続編ではプロになった翼達が日本のサッカー界を牽引している設定となっている。

この作品の凄い所は、この最初の設定とストーリーである。
ワールドカップ優勝など今でこそありきたりな設定かもしれないが、当時は日本がワールドカップに出る事すら無かった時代である。
そもそも少年達は野球をするのが当たり前であり、サッカーをしている人間は変わりものであった時代である。
もちろんプロサッカーリーグも無いので、野球のように王や長島のような名選手が小学生の間で語られる事も無かった。

その日本のサッカー環境において、この作品が果たした役割は大きい。
日本代表で活躍している選手どころか、世界の強豪国代表の中にも、この作品がきっかけでサッカーを始めた選手が少なくないのだ。
本作の人気を示すものとして、続編で翼をFCバルセロナに入団させた所、ライバルチームであるレアル・マドリードの会長から「何故ツバサをうちに入れてくれなかった?」と言われたエピソードは有名である。

またチームメイトやライバルは個性豊かで、登場する必殺技も印象に残るものばかり。
連載当時には全国の小学校でスカイラブハリケーンや三角飛びに挑戦する小学生が後を絶たなかった。
筆者はどちらかといえば主人公の大空翼よりも日向小次郎が好きで、体操服の袖をまくってタイガーショットを撃ったものであった。

あえて苦言(?)を呈するのであれば、そろそろ続編でワールドカップを扱ってほしい所ではある。
初代の本作からそれを目標にしているので、高橋先生にはサイドエピソードやオリンピックでミクロの話を進ませるよりも、翼達の夢をかなえてあげて頂きたいところだ。

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