六三四の剣

manga2018080201『六三四の剣』

ジャンル スポーツ(剣道)
作者 村上もとか
連載 週刊少年サンデー
巻数 24巻完結

『六三四の剣』は村上もとかによる剣道漫画である。
舞台は岩手県。6月3日4時に生まれた少年六三四は、両親の影響で3歳の頃から少年剣士として活躍する。岩手の豊かな自然の中でのびのびと育ち、友人やライバル剣士と共に成長する六三四は全国大会で父栄一郎が事故死した事で、彼の中で恨みや憎しみが生まれる。しかし剣道を通して人間も成長させ、高校生になった頃には全国大会優勝を狙える立派な剣士に育っていった。

作者はドラマ化した名作『JIN-仁-』でも有名な、村上もとか。
社会派作品のイメージも強い同氏だが、本作は非常に情熱を感じる剣道漫画である。
ストーリーは勿論、作品を通じての良きライバル東堂修羅、試合中の事故とは言え栄一郎を殺してしまった修羅の父、東堂国彦。示現流の使い手日高や、怪しい二刀流を使いこなす乾など、登場するライバルが非常に魅力的である。
また試合や修行も時には残酷な展開を見せ、剣道でありながら真剣での試合を見せられているように錯覚する程白熱してしまう。

30年以上前に完結し最近では知名度に恵まれない作品ではあるが、剣道を扱った作品としては頂点に位置する名作ではないか。

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です