× -ペケ-
|「× -ペケ-」は、1990年~1999年まで別冊少女コミックで連載された新井理恵によるギャグ漫画である。
実在する栃木県立宇都宮南高等学校(作者の出身校)を舞台とする4コマ、または漫画形式のショートショートで構成されているが、サブタイトル(例:君の瞳は10000ボルト、高校落書)毎によってメインとなるキャラが決まっているため、サブタイトルの数だけ同時進行している物語集になっている。
連載誌は少女コミックという部類であり、絵柄もいわゆる少女漫画と言われる部類のものであったが、そのギャグ内容がかなり濃いことや、表情の強調表現などが明らかに少年誌風であることなどから、女性もさることながら男性のファンも多い珍しい作品である。
作者はアマチュア時代、東田正美の名で投稿するほどの車田正美のファンであり、本作者のギャグに影響を受けたと公言している漫画家としては「うすた京介(著書:すごいよ!!マサルさん)」と言われている。