ブラック・ジャック

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「ブラック・ジャック」は手塚治虫による漫画作品で、1973年から1978年まで(不定期連載も含めれば1983年まで)連載された作品である。

天才的な技術・テクニックを持つが、医師免許は(あえて)持っていないという天才外科医ブラック・ジャックを主人公として、医療・命・ヒューマニズムを鋭く描く本作。

実は手塚治虫自身、医師免許を持つ身だったこともあり、その描写のリアルさと、また現代の医学では不可能と言われている技術に関しては漫画的手法によってぼかす、という見事なバランスで本作の主人公を描いている(ただ現役の医師では当然無いので、新しい治療法や用語を知らずに書いてしまったりといった事はあったようだ)

また、それまではどちらかと言えば「勧善懲悪」「ヒーローが活躍」という作品が多かった手塚だが、本作はあえてアウトサイダーな男の生き様を描こうとした挑戦的作品でもある。

どうしてもストーリー上の題材が「病気」「怪我」という題材であることから1970年代当時はOKであった表現が、2000年代にはNGとなり、再収録単行本が発売される度、何話か完全未収録になってしまったり、吹き出しのセリフが変えられてしまっているのは1ファンとして悲しいことである。

 

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